2021年03月27日
飛騨ほりん大福
【飛騨ほりん】
ミチナル株式会社×高山高校ビジネス科とのコラボ和菓子
抹茶色の大福ですが、
実は、ほうれん草の大福です!
昨今、フードロス問題が大きく取り上げられていますが、この飛騨ほりんは、フードロス解決に一躍買っているのです。
実は、此処、高山市は、
ほうれん草出荷量、全国一!
ですが、その重量の3割を占める外葉が廃棄されていました
(店頭に並ぶ頃に変色したり、腐敗すると悪臭が出るなどの理由で)
もったいない!の気持ちを繋いで、
山一商事様、ミチナル(株)様は、
研究、加工の試行錯誤を重ね、
ほうれん草のパウダー
《飛騨抹草 HIDA MASSO》が誕生!
そして、この飛騨抹草を利用し、
高山高校のビジネス科の生徒さんと、
一緒に、この大福を開発したのです。
飛騨「ほりん」という商品名についてよく、聞かれますが、
ほうれん草の「ホウレン」が中国の唐の頃に「頗稜(ほりん)国)」から伝えられた事を生徒さんが調べ、この名前となりました!
さて、味の方は…
ほうれん草というと、青草さがあったり、野菜かぁ、うーん、、、という反応の方もやはり多くいらっしゃいましたが、
お召し上がりになってビックリ。
抹茶…???
いえ、ほうれん草です!!
言われても、ほうれん草とあまりわからないくらい、抹茶に近いです。
不思議なことに、
高山産のほうれん草でないと、
抹茶風味にはならず、他県産のものだと、
青汁のような風味になるんですって。
飛騨ほりん大福は、
飛騨抹草の生チョコを生クリームで包み、
さらに飛騨抹草のあんで包み、
それをもちもちの飛騨抹草の餅で包み上げています。
冷凍販売品なのですが、
解凍20分頃が一番食べ頃です。
手間としては、当店の商品の中でもかなり上位の方にいるため笑、
少しづつしか製造ができず、
忙しい時期などは、店頭には並んでいません。
お電話でご予約頂けると一番良いかと思います。
どこからの噂なのか、たまに遠方からのご注文を頂きます、ありがとうございます。
その際は、冷凍発送しています。
是非、さらなる
飛騨ほうれんそう の知名度向上に
一役買えたらと思います!
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Posted by 和菓子の稲豊園 at 13:20│Comments(0)
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